日々の気になるあれこれ

【保存版】赤ちゃん・幼児の日常で起きやすい怪我や鼻血。応急手当と緊急時の対応について。覚えておく三つのこと

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やってこないでほしい・・・いざという時。

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これまで、緊急時の対応や応急手当について何度も研修を受けてきました。

しかし、先日、赤ちゃんと二人の時に突然訪れた・・・いざという時。

やはり慌ててしまいました。

 

少しの記憶のおかげで何とか対応できたという状況でした。

この機会に、日常でよく起こりうる様々な怪我の応急処置について

お伝えしたいと思います。

 

簡単な応急処置はなんとなくわかっているよ~!

という方も多いと思いますので、その再確認にもなればと思います。

 

緊急時は、何の前触れもなく、突然やってきます・・・!!

私のように焦らないように、ぜひ参考にしてくださいね。

少しの記憶が、慌てている自分を助けてくれると思います。

 

 

日常で起こりうる怪我

見た目で判断できるもの

①擦り傷・切り傷

②鼻血

③虫刺され

④火傷

⑤とげが刺さる

⑥噛みつき・引っかき傷

⑦指や爪の怪我

 

見た目で判断しにくいもの

⑧頭をぶつける

⑨打撲

⑩捻挫・脱臼

⑪骨折

 

異物など

⑫誤飲・のどに詰めた

⑬目に当たる・異物

⑭鼻や耳に異物 

 

少し例を挙げるだけで、びっくりするくらい多くの怪我がありますね。

普通に生活していて、こんなにも怪我の可能性があると思うとゾッとします。

 

それでなくても心配性の為、

怪我をした想像をするだけで少し血の気が引く思いです。苦笑

 

でも、成長するにつれ、多少の怪我は仕方ない!

と、今から自分に言い聞かせています。笑

 

笑って済ませられるくらいの怪我で済むことを願いながら・・・

上記の14の場合についてお伝えしたいと思います。

 

1:擦り傷・切り傷

応急手当

①傷口を流水で洗い、泥やごみを落とす。

②傷口が開かないように、必要であれば傷パットで覆う。

③出血があれば、清潔なガーゼ等で抑えて圧迫する。

 

緊急時の目安

受診・・・ひどく痛がる・傷口の異物が取れない場合など

救急車・・・出血が止まらない

 

2:鼻血

応急手当

①前かがみにし、小鼻を両側からつまむ

 出血が止まるのをそのままの姿勢で待つ

②止まらなければ、脱脂綿を固く丸めて詰める。

※この時、奥まで詰めすぎないように注意してくださいね。

③濡れタオルで冷やす

④口の中の血は吐き出す

※首の後ろは叩かない

 横になる時は、出ている方の鼻を下にする

 

幼児は血を見てびっくりしてしまうかもしれませんが、

ママは慌てずに安心させてあげてくださいね。

 

緊急時の目安

受診・・・出血が10分以上止まらない場合

 

私も小学生の頃、学校で鼻血を出し出血が止まらず

そのまま受診した記憶があります。

耳鼻科で出血している方の鼻を焼いてもらいました。

 

3:虫刺され

応急手当

①流水で冷やす

②絆創膏を貼ると、掻き壊してしまうのを防ぐことができる

 

ベビームヒ等、掻いてしまう前にお薬を塗るのも良いと思います。

 

①針を抜く(消毒した毛抜き等を使用する)

②刺された箇所の周りを指で押し、毒を絞り出す

③流水で洗う

④ショック状態がないか様子を観察する

 

毛虫

①刺された箇所を流水で洗い流し、粘着テープ等で残っている毛を取る

②痒いときは冷やす

 

緊急時の目安

受診・・・赤く腫れ、痛がる・大量に刺された場合・蜂に刺された場合

救急車・・・顔色が真っ青である・嘔吐・意識不明

 

4:火傷

応急手当

①冷たい水で冷やす

②水疱はガーゼで覆い、潰さないようにする

※服の上から火傷した場合は、服の上から冷やす

 (皮が剥がれてしまわないようにする為)

緊急時の目安

受診・・・皮膚が白く、皮がむけている・水疱ができた

    低温火傷の場合・衣類がくっついている場合

 

救急車・・・火傷の箇所が広い場合(10%以上と言われています)

 

10%と言われても、突然の出来事で考える余裕もないと思います。

 

参考までに・・・

乳児の場合、片方の手足のどちらかだけの火傷でも10%になるようです。

幼児の場合は、片方の手のどちらかで10%、片方の足どちらかで15%にもなるようです。

(参照:やけどケア.jp)

 

5:とげが刺さった

応急手当

①ピンセットを使い、とげを抜く

②傷口を洗い、中の汚れを出す

③必要であれば、絆創膏を貼る

※お家に救急箱を用意している方は、ピンセットを消毒して入れておくとすぐに使用できると思います。もちろん、その都度消毒して使用しても大丈夫です。

緊急時の目安

受診・・・傷口が腫れる・出血が止まらない・破傷風の予防接種を受けていない

※破傷風の予防接種??

今、この日記を書きながら破傷風って受けたかな?

これから受けるのかな?と、

我が家の赤ちゃんの接種の有無を即答できない自分がいました。苦笑

 

破傷風の予防接種は、

定期の予防接種である四種混合(または三種混合)に含まれています!!

予定通り接種されている方であれば、生後3.4ヶ月頃から1歳半までの間に三回の接種があるようです。(2014年2月現在の日本小児学会の推奨によるものです)

 

我が家の赤ちゃんは二回接種済みでした。

 

6:噛みつき・引っかき傷

応急手当

①傷口を流水で洗う

②傷がひどい場合は、絆創膏を貼る

③患部を冷やす

④止血する

 

緊急時の目安

受診・・・傷口が深い

救急車・・・出血が止まらない

 

7:指や爪の怪我

応急手当

①傷口を流水で洗う

②剥がれた爪がある場合は元に戻す

③その上からガーゼを当て、包帯を巻く

緊急時の目安

受診・・・爪が剥がれた・激しく泣く・腫れている・青黒くなっている

 

8:頭をぶつけた

応急手当

すぐに泣き、変わった様子がなければ一安心です。

①安静にして様子を見る

②出血・・・清潔なガーゼで止血

 こぶ・・・冷やす

 

その後、吐き気がなく、気分が良ければ大丈夫だと思います。

 

緊急時の目安

すぐに受診・・・

打ったところがへこんだり、ブヨブヨしている

顔色が悪い、耳や鼻から出血

二回以上の嘔吐など

 

救急車・・・

痙攣・意識不明・呼吸停止

 

※ショック状態の場合、毛布・バスタオルで体をくるみ寝かせます。

※意識無しの場合、すぐに救急車を呼び、気道を確保します。

 

9:打撲

応急手当

手足の場合

※傷があれば、流水で洗い、清潔なガーゼで傷を保護する

①患部を冷やす

 

おなかの場合

①衣服を緩め、楽な姿勢で寝かせる

 

胸の場合

①壁にもたれかける

②呼吸が楽になるようにする

 

緊急時の目安

受診・・・顔が青ざめている・ぐったりしている・激しく泣く

   打ったところが大きく腫れる・出血や黒いうんちが出る

   骨折や脱臼の疑いがある場合

 

救急車・・・意識不明・呼吸困難

 

10:捻挫・脱臼

捻挫

①患部を冷やす

②関節が動かないようにし、さらに冷やす。

 

脱臼

①脱臼箇所を確認する

②動かないように添え木をする

③患部を冷やす

 

自宅で添え木となると、なかなか難しいかもしれませんが

タオル等を使用し、とにかく動かないように固定してあげてくださいね。

 

緊急時の目安

受診・・・患部が腫れる・変形する・痛がって泣く

   腕をだらりと下ろしたまま動かせない

 

11:骨折

①傷があれば傷口を流水で洗う

②出血している場合は止血する

③患部が腫れている場合は冷やす

 

緊急時の目安

受診・・・立ち上がれない・痛がり泣き続ける・内出血・青黒く腫れる

 

12:目に当たった・異物

応急手当

①水道水で目を洗う

②軽く目を閉じ、ゴミが出てくるのを待つ

③水に目をつけ、開けたり閉じたりパチパチとする

 

緊急時の目安

受診・・・異物が取れない・化学薬品が入った

   目に傷がついている・痛くて開けられない場合

   目を突いた場合

 

救急車・・・鋭いものが刺さった場合

 

13:鼻・耳に異物

応急手当

①詰まっていない方の鼻の穴を押さえ、口を閉じる

②強めに鼻をかむ

③くしゃみをさせる

 

乳児の場合:水が入った方の耳にタオルを当て、下に向ける

      反対側の耳の辺りを軽くたたく

 

幼児の場合:水が入った方の耳を下にして顔を傾け、片足で飛び跳ねる

   

緊急時の目安   

受診・・・異物が取れない・耳垂れや出血ばある場合

 

14:誤飲・喉に詰めた

まさに、先日私が体験したことです・・・

本当に焦りました。苦笑

応急手当について詳しく書いています。

mamanokininaru.com

応急手当・緊急時の目安のまとめ

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思いのほか、長くなってしまいました。笑

こんなにも多くのケガが潜んでいるんですね。

改めて実感です。

こんなにも覚えてられない!というのが正直なところです。苦笑

 

恒例の簡単まとめに入りたいと思います。笑

 

これだけは覚えておきたい応急手当

・患部や傷口が汚れている場合、流水で洗い流す

 (とげや、蜂の針が刺さっている場合は先に抜きます)

・出血している場合は止血する

・患部を冷やす

 

※とげが刺さった場合と、蜂に刺された場合、

 流水で洗う前に、とげや針を抜いてください。

 その後、流水で洗い流すようにします。

 

けがの種類がたくさんあり、応急手当もそれぞれ異なります。

しかし、異物が入った時や頭をぶつけた時以外のほとんどの怪我の場合、

上記の三つの応急手当が必要となります。

 

前回の誤飲時の時にも思いましたが、焦って何もしないよりは、

簡単にまとめた三つの応急手当だけでも良いので、

記憶の片隅から引っ張り出してきてもらえればと思います。

 

時間的余裕があれば、この日記を引っ張りだしてきてくださいね。

ケータイやパソコンにブックマーク保存しておいてもらえたら嬉しいです。

 

ケガがないことが一番ですが、起きてしまった場合に、

それ以上の悪化を防ぎ、最小限に抑えてあげられるようにしたいですよね。

この機会に応急手当の記憶を塗り替えたいと思います。笑

 

また、今回記載した受診や救急車を呼ぶ目安は、あくまでも目安です。

判断が難しい場合や、異変を感じる場合は、すぐに受診や

救急車を呼ぶ等の対応をしてください。

 

私は受診するか迷った場合は、受診するようにしています。

(中耳炎の時に大丈夫かなと自己判断するところでした・・・汗)

私のような自己判断は本当に危険だと思います。苦笑

 

受診して何もなければそれが1番なので、迷ったら受診!

数々の失敗から学びました。笑

 

以上、ママの気になる!日々。

   

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