赤ちゃんの歯。
歯が生えてくると、
虫歯にならないか。歯並びは大丈夫か。
色んなことが気になります。
我が家の赤ちゃんは歯が生え始めた頃から、上の前歯の先端に白いものが・・・
自力で調べたところ、あまり気にする必要がなさそうだった為、しばらく様子を見ることに。
放置したままでしたが、やはり気になる為、
今回私の歯科検診のついでに歯医者さんで見てもらうことにしました!
1歳3ヶ月。歯医者デビューです。
この気になっていた白いものの正体は、エナメル質形成不全!
名前を聞いて怖くなってしまった私ですが、原因と対策など、
エナメル質形成不全についてお伝えします。
こちらのページに目を通してもらうと、対策不足で虫歯になることを防ぎます!
我が子のような症状がある方、今後の対策で一緒に我が子の歯を守りましょう。
赤ちゃんの歯に白く濁っているところが・・・これは虫歯?
・前歯の一部に白く濁るかたまりのような部分がある
・生えてきてすぐにこの状態に気づいた
・歯ブラシで磨いても取れない
これが、我が子の歯の気になる部分でした。
もしかして、虫歯!?!?と、生えてきて早々に気になり調べると、
赤ちゃんの歯の白いものは歯医者にいっても治療等はしないと記載されているものが多く、
気になりつつも様子を見ることにしました。
毎日の歯磨きで、白い部分を磨いても取れる様子はなく現状維持。
白い虫歯もある!というようなことも見かけるので、実際のところどうなのかはわかりませんが、
我が子の場合は、結果的に虫歯ではありませんでした。
最初のうちは歯医者に行くべきかすごく悩んでいましたが、なんやかんやと日が過ぎてしまい1歳3ヶ月に・・・苦笑。
1歳半検診まで待とうか悩みましたが、今回私の検診があった為、
一緒に連れていって見てもらおう!と受診に至りました。
気になる場合は、早めの受診をお勧めします。
(すぐに受診すれば安心だったな…と感じています)
【赤ちゃんの歯の白いもの】原因はエナメル質形成不全!
・特に治療の必要はなし
・歯はお腹の中にいる時に形成される
・妊娠中のママの体調等で歯の石灰化に影響が出る
・永久歯が生える頃に高熱等が出ると、歯の石灰化に影響が出る
歯医者さんに歯を見てもらうと、上記のように説明してくれました。
この白いかたまりのようなものは虫歯ではなく、治療の必要がないと言うことでした。
虫歯ではなくホッとした気持ちと、先天的なものと聞き、原因が私にあったのかな・・・と、少しショックな気持ちがありました。
でも、自分のせいだ・・・と思いつめても仕方ない!と考えられている自分に驚いてもいます。笑
エナメル質形成不全とは?
・治ることはない(治療法はあります)
・正常な歯に比べ、デリケートである
・乳歯、永久歯どちらにも起こる可能性がある
・原因には先天的なものと後天的なものがある
・歯の状態により軽度~重度の症状がある
歯の表面には、エナメル質と呼ばれる硬い層があります。
このエナメル質が何らかの原因により、上手く形成されなかった状態を、エナメル質形成不全と言います。
赤ちゃんの歯は、生後6ヶ月頃から生えてくることが多いと思いますが(我が子は遅めでした)、
その乳歯の形成は、実は母体の中にいる間に始まります。
妊娠中に、赤ちゃんの乳歯が作られ始めるということです。
その為、妊娠中のママの体調や栄養状態など、何らかの原因により、
歯の石灰化が上手くいかず、このエナメル質形成不全の状態になるそうです。
しかし、生えてきた歯を見て原因を特定することはできません。
稀に遺伝ということもあります。また、発疹性の病気や高熱にかかるなど、後天的な原因によることもあります。
残念ながら、自然に治るということはありません。
ショックですが受け入れるしかありません。
症状の状態にもよりますが、見た目に気になる場合や、重度の症状がある場合、虫歯治療のように治療をすることもあります。
我が子の場合は、治療をせずこのまま様子を見ることになりました。
エナメル質形成不全の歯は、通常の歯に比べ虫歯菌の出す酸に弱い
エナメル質形成不全の歯は虫歯になりやすく、進行も早いそうです。
必要であれば適切な治療と、経過観察が重要になります。
治療の必要はなく様子を見ることとなりましたが、
通常の歯よりも虫歯になりやすい!
これは、やはり心配です。
エナメル質形成不全、その症状は?
・歯に表面に白濁した白い部分や、斑点がある
・歯に黄色や茶色の部分がある
・歯が小さく隙間があいている
・歯の表面が凸凹している
・歯に穴やくぼみがある
軽度なものから重度なものまで、様々な症状があります。
冷たいものや、温かいものがしみることもあります。
当てはまる症状がある場合、軽度だと感じても自己判断せず、
歯医者さんで状態を確認してもらいましょう。
重度の症状がある場合は、適切な治療をし、デリケートな歯を守ることが大切です。
軽度の症状であっても、通常の歯に比べデリケートであることを意識し、
日常的に虫歯に気をつける等、経過観察をしっかりとすることが重要です。
エナメル質形成不全、原因は?
・母体の状態によるもの
・生後の乳歯の外傷や虫歯、高熱などによるもの
・遺伝
・早産
上記のような原因が考えられていますが、
その原因を特定することはできないそうです。
母体の状態では、病気やホルモン異常、栄養状態などが影響するそうです。
歯医者さんでも、妊娠中に飲んだ薬の影響など・・・と説明を受け、
妊娠初期に発熱したことを思い出しました。
でも、微熱程度でつわりの一環だったような・・・
きっとこのことが直接的な原因ではないような気がします。
何の根拠もありませんが・・・笑。
栄養状態等、何らかの要因が重なってしまったのかな・・・と思います。
「歯を見ても、原因を特定することができない」
これは、ママにとっては少し救いなのかもしれません・・・
実際に我が子がエナメル質形成不全だとわかった今、そう思います。
本来は原因がわかる方が良いのだと思いますが、
これが原因!!と、特定されると、妊娠中の自分の行動をすごく責めてしまいそうです。
原因となるいくつかの要因や対策を知ることで、今後に繋げようと前向きに考えようと思いました。
エナメル質形成不全、治療法は?
・定期的なフッ素の塗布と経過観察
・虫歯治療同様、詰め物や被せ物で補強や修復
我が子の場合は、直接的な治療はしなくても良いということでした。
定期的なフッ素の塗布を行い、経過観察をすることになります。
歯に穴があいていたり、くぼみがあったり、
見た目に気になる場合は、詰め物や被せ物で補修や修復など、虫歯治療と同様の治療法を実施します。
私も虫歯治療で使用したことがありますが、コンポジットレジン(CR)と呼ばれる歯科用プラスチックを用います。
私の時は保険適用でした!
エナメル質形成不全は予防できる?
・予防できるものとできないものがある
・乳歯の虫歯を防ぐ
・虫歯ができてしまった放置せずすぐに治療する
・歯をぶつけないように注意する
・妊娠中の栄養状態等に注意する
・ホームケアに加え、定期的に歯科検診をうける
原因が特定できないことが多いですが、遺伝の場合などは予防することが難しいと思います。
しかし、永久歯でもエナメル質形成不全は起こります。
乳歯の虫歯や、外傷など日々の生活で予防することができるのも事実です。
乳歯の虫歯を防ぐ
乳歯は永久歯に比べると虫歯の進行が早く、あっという間に進行し、神経にまで達します。
進行が進むと、永久歯の形成に影響が出てしまう可能性があります。
虫歯を防ぐことが一番ですが、万が一虫歯になってしまった場合は、早期の治療が必要です。
歯をぶつけないように注意する
これは完全に防ぐことは難しいと思います。
年齢があがるにつれ、行動範囲も広がり、、パワー全開・・・笑。
少しでもできる対策としては、
お部屋の中で元気に遊んでいる時、つまずきそうなものは片付ける。
こけた時の衝撃を抑える為、角をガードする。
などなど・・・
お外で遊んでいる時は、両手が自由になるようにする。
(寒い季節でも両手が袖からきちんと出るようにしてあげてくださいね。)
大きすぎる靴を履かない。
サンダルで走らない。
などなど・・・
難しいですが、大人の環境作りで防げることは防いであげたいですね。
私自身、小学生の頃にすごいスピードで走ってこけ、
前歯を強打しました・・・
幸いにも歯の矯正中だった為、折れることなく済みましたが、すごい出血と腫れで人相が変わっていました。笑
乳歯の間にこんなに強打してしまったら、、と考えるとこわいですね。
ママやパパができる環境づくり。簡単なことから実践してみてくださいね。
妊娠中の栄養状態に注意する
これも、完璧には難しいですよね。
つわりの症状も人それぞれ。あまり気にしすぎるのはかえって良くないような気もします。
妊娠中の食事は病院からも指導があるかもしれません。
色々と難しいことを考えず、可能であれば、バランスよく摂取!くらいの意識で良いのではないでしょうか。
(ちなみに…自分でも忘れがちですが、私は栄養士です…笑)
ホームケアに加え、定期的に歯科検診をうける
・日々の歯磨き
・こどもにも伝える
・定期検診で経過観察をする
・フッ素の塗布
日々のホームケアが何より重要になってきます。
歯磨きや、ぶくぶくうがい。
嫌がることも多いと思いますが、めげずに頑張りたいですね。
また、我が家でも子どもの年齢が少し上がれば、歯のことも伝えて行きたいと思います。
エナメル質形成不全の歯が他の歯よりもデリケートなことを、いつか本人が自覚することも重要だと感じます。
日々の歯磨きだけで完璧にきれいにすることは難しい為、定期的に歯科検診を受けることも大切です。
かかりつけの歯医者があれば、状態を把握してもらえる為、より安心です。
フッ素の塗布も予防に有効です。
(フッ素の塗布に賛否両論があることを最近知りました。私の受診している歯医者さんではフッ素の塗布を子どもにも推奨していました。フッ素の塗布に批判的な意見もあるようですので、気になる方は受診の際に検討してみてくださいね。)
今回の受診で、気になっていた歯の白いものが虫歯ではないことがわかり、
ひとまず、ホッとした気持ちの方が大きいです。
通常の歯よりデリケートである為、今後も虫歯予防を怠ってはいけないな・・・
と、改めて痛感しています。
日々の歯磨き・・・がんばりましょう!!笑
以上、ママの気になる!日々。
コメント