日々の気になるあれこれ

【プロが教える】離乳食を食べない。その原因と対策を徹底的に解説!

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答えは一つではない!!

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どうして食べないの・・・!?

 

この気持ちを共有できるママも多いのではないでしょうか?

我が家の赤ちゃんも・・・食べません・・・笑

 

頑なに食べなかった時期を振り返ると、ピークを越えたかな?という印象はあります。

それでも、完食には程遠いです。

 

今回は、いよいよ、「離乳食を食べない赤ちゃんと向きあう」

この大きな課題に取り組んでいきたいと思います。

 

今回は、離乳食を食べない原因と、その対策を一つ一つ丁寧に解説します。

長くなりますが、じっくりと読み、

赤ちゃんと向き合う準備を進めてもらえたら嬉しいです。

 

 

離乳食を食べない赤ちゃんと向き合う。その前に・・・

前回、向き合うその前に・・・ということで、

ママの気持ちをリセットすることをお伝えしました。

いつも笑顔で完璧なママなんていません。

イライラしてしまうのも自然なことだと思います。

食べない赤ちゃんを目の前にするとどうしてもイライラ・・・

という場合は、まず、ママの気持ちをケアしてあげてほしいです。

赤ちゃんと向き合うのは、その後で大丈夫です。

mamanokininaru.com

離乳食を食べない原因は一つではない

赤ちゃんの食にも個性があります。

赤ちゃんもそれぞれ思うことがあるようです。

同じ日でも、嫌がっている理由が違うこともあります。

本当に色々な要因が複雑に絡んでいるので、様々な対応を試みていくことになります。

 

この対応ではだめか・・・と、諦めた対応も、

ふと違う日に試すと通用することもあり、日々驚かされています。笑

 

時期別、離乳食を食べない要因

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離乳食開始の頃(生後5~6ヶ月頃)

・開始時期が早い(まだ離乳食に興味がない)

・母乳、ミルクの方が良い

・おなかが空いていない

・スプーンに慣れていない

・椅子に座りたくない

・初めての味に警戒している

・食感が苦手

 

離乳食開始からしばらくたった頃(生後7ヶ月頃~)

・母乳、ミルクの方が良い

・おなかが空いていない

・椅子に座りたくない

・味に飽きている

・食感が苦手

・固さがあっていない

・食べたいタイミングとずれてしまっている

・食事より遊びたい

・自分で食べたい

・スプーンやフォーク、食器に飽きている

・周囲の環境

・一口の量が多すぎる

 ・気持ちにムラがある

 

ざっと挙げるだけでも、こんなにも考えられる要因があります。

本当に複雑に絡みあっています。

解決策が一つではない!ということも分かって頂けたと思います。苦笑

 

ということは、我が子に当てはまる対応がいくつもあるということです。

諦めずに、懲りずに、、でも適度に気を抜いて、、

向き合っていきたいですね。

 

原因別!離乳食を食べない赤ちゃんへの対応策

離乳食の開始時期が早すぎる

・赤ちゃんから離乳食開始のサインが出ているか様子を見る

生後5~6ヶ月頃から開始される方が多いのではないでしょうか。

なんとなく、時期がきたから始めた・・・という方も多いと思います。

 

でも、実は・・・

赤ちゃんから離乳食開始のサインが出るんです!

 

そうは言っても本当にサインが出るのかな・・・と半信半疑でした。

出ていたとしても気づくかな・・・とも思っていました。笑

 

赤ちゃんからの離乳食開始のサイン

・口をパクパクする

・パパやママが食べている物に興味を示す

・おっちんが出来るようになる

我が家の赤ちゃんは、パパやママが食べている物にはなかなか興味を示しませんでしたが、ある日突然、口をパクパク!

私はちょうど生後六ヶ月頃から始めたいな、と思っていた時期と重なった為、

迷うことなくスタートすることにしました。

生後5ヶ月の頃は、まだ椅子に座っても不安定な状態でした。

不安定なまま開始すると誤嚥の原因にもなるので、椅子でのおっちんの安定は重要視しました。

 

もうすぐ1歳を迎えますが、私たちが食べているものには未だにあまり興味がないようです。苦笑

なので、このサインに拘りすぎず、様子を見てあげてくださいね。

 

母乳、ミルクの方が良い

・母乳、ミルクのタイミングをずらす

離乳食を始めたから・離乳食を食べないからといって、いきなり、母乳やミルクを減らす必要はありません。離乳食の後に、欲しがるだけ母乳をあげて大丈夫です。

タイミングをずらすところから始めます。

 

一回食の場合だと、早朝の授乳を午前6時頃までに済ませるようにします。

その後、午前10時~10時半頃の離乳食まで4時間程間隔をあけます。

そんなに上手くいかないもので、私は7時を越えることも多々ありました。

でも気にしません!笑

できる範囲で大丈夫です。

要は、授乳と離乳食の間隔をあけ、お腹を空かせることが重要です。

 

赤ちゃんは 生まれて数ヶ月・・・

毎日毎日、一日何回も母乳やミルクを飲んできたんです。

慣れ親しんだ母乳やミルクの方が良いのは自然なことですよね。

我が家の赤ちゃんもいまだに母乳を好んでいます。苦笑

 

様々な要因がある中で、この対応が一番ママの気力がいるのでは・・・

と、実感しています。

母乳やミルクの感覚をずらしたり、減らしたり・・・

ママの気持ちに左右される割合が大きいからです。

 

実際、離乳食を嫌がり、母乳が飲みたいと大泣きされると・・・

ついついあげてしまうことも多かったです。苦笑

 

大泣きしてどうしようもない時は、離乳食に拘らず、母乳をあげてみるのも一つの方法です。少し赤ちゃんを落ち着かせてから再挑戦する。

今回は諦める。など、少しずつ、トライしていきます。

 

初めての味に警戒している

・何度か繰り返し、食べさせてみる

初めての味、初めての見た目・・・初めてのものにとても敏感です。

我が家の赤ちゃんは、警戒心が強く、

初めてのものはほとんど受け付けてくれません。笑

 

毎日食べているご飯でさえ、毎回、スプーンに舌先をペロっと当て

確認してから口を開けます。苦笑

 

一度嫌がったからといって諦めてしまう必要はありません。

何度か出していると、ふと口を開けてくれる時があるかもしれません。

見慣れてくると警戒心が和らぐことが多いと思います。

 

椅子に座りたくない

今までママにくっついて母乳やミルクを飲んでいたのに、離乳食になると

椅子に一人でおっちん。まだまだ慣れていないのかもしれません。

大丈夫よ~等の声かけや、おっちんの前後にギュッとくっついて安心させてあげてください。

どうしても椅子がイヤでずっと泣いている場合は、膝におっちんさせるところから初めてみるのも一つだと思います。少し、落ち着いたら再度椅子におっちんさせてあげてくださいね。

あまり気にしすぎる必要はありませんが、ずっと抱っこで食べることを続けると

今度はそれが癖になる可能性もあります。

ただし、気にしすぎて大泣きしているのに無理強いしてしまうと、椅子に座ることも、離乳食を食べることもイヤになってしまいます。

あくまでも、その可能性があるということなので、気にしすぎる必要はありません。

 

お腹が空いていない

・母乳との間隔を空ける

・体を動かしてお腹を空かせる

・睡眠をしっかりとるようにする

 

一回食の場合、先ほど記載したように、早朝の授乳との間隔をあけるようにします。

二回食、三回食の場合も、離乳食の間隔を四時間以上あけるように調整します。

また、ある程度間隔があいていてもお腹が空かないこともあります。

やはり、赤ちゃんも大人と同じで体を動かさないとお腹が空かないようです。

 

ハイハイで部屋中を動き回るように遊んだり、クッションで段差を作り登ったり降りたりをしたり、とにかく体を動かすことを意識してみてください。

お散歩に出たり、歩けるようであれば、よちよちと歩いてみてください。

夏場だと、体力を使う水遊びもおすすめです。

 

しっかりとした睡眠をとることができると、自然とお腹も空いてきます。

大人もぐっすり眠って起きたら、お腹が空いたー!と思うことがありますよね。

質の良い睡眠が、食欲増加にも繋がります。

ただ・・・お腹いっぱい食べていないとぐっすり眠れないことが多く、難しい点でもあります。やはり、体をたくさん動かしてしっかり遊ぶことが重要になってきます。

 

食べたいタイミングとあっていない

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お腹が空いて赤ちゃんが欲しがっている時を見極めることも重要になってきます。

我が家では、お腹が空き、少しグズり出したタイミングを逃してしまうと、

号泣スイッチが入ってしまいます。

こうなるともうお手上げです。笑

全く受け付けてくれません・・・

お腹が空いてくる時間やサインを察知し、早めに対応していくことも重要だと思います。

 

食感が苦手・固さがあっていない

・モサモサ・ドロドロなどその食感が苦手

・違う食感のものが混じっている

・食べられる固さよりも固い

食感が苦手と一言で言っても、主に二通りの理由があります。

そもそも、その食感が苦手というもの。

違う食感のものが混じっているもの。

 

我が家の赤ちゃんも、さつま芋やじゃが芋のようなモサモサ食感が苦手です。

だし汁でのばして食感を変え、食べやすくするなど変化をつけています。

また、赤ちゃんや小さな子どもは、違う食感が混じっているものを苦手とすることが多いようです。

ペーストの中に大きい粒が残っていたり、オムレツの中にゴロゴロとして具が入っていたり・・・違う食感を口の中で感じると食べにくく感じるようです。

食べさせる時に、調整して口に運んでみてくださいね。

 

食材の固さが固すぎる場合も嫌がることがあります。

離乳食の段階を早く進めすぎているのかもしれません。

 

みじん切りを嫌がるようであれば、ペーストに戻す。

角切りを嫌がるようであれば、みじん切りに戻す。

など、一段階戻してみるのも一つです。

 

我が家の赤ちゃんも、角切りにコロコロと切った果物を全く受けつけなかったので、

細かく刻み再度トライすると、口を開けてくれました。

ただし、毎回食べてくれるとは限りません。苦笑

 

味に飽きている

・以前は食べたものを嫌がるようになる

これは、この味はもう覚えたよ!という赤ちゃんのサインです。

慣れている味を好む反面、味に飽きてしまうこともあります。

本当に難しいですよね・・・苦笑

そんな時は、味に変化をつけることも重要です。

 

だし汁のみのものを食べなくなったのであれば、少し醤油を入れる。

醤油に飽きたようであれば、味噌味にしてみる。

など、少しずつ変化をつけてみます。

ただし、薄味を心がけます。

赤ちゃんは、濃い味を覚えるのは一瞬です。

大人の十分の一の味付けを目安にします。

 

 一口の量があっていない

・一口の量が多すぎる

赤ちゃんの口に運ぶ一口の量は、思いのほか少量です。

私は口を開けてくれると、

ついつい今がチャンス!と大盛りにしてしまいます・・・苦笑

 

この一口が多すぎると、食べようとしない場合もあるようです。

 

ご飯何粒かを口にピタっとつけ、様子を見てみるのも一つです。

ピタっとついたご飯をモグモグと口の中に入れてくれたら、

チャンスです。少しずつ、少しずつ、口に運ぶようにします。

 

いつもの半分の量にしてみるなど、少量ずつ試してみてくださいね。

 

自分で食べたい

・スプーンをもう一つ用意する

・手づかみ食べしやすいものを用意する

自分で食べたい意欲が出てくると、食べさせられることを嫌がることがあります。

ママが食事介助するスプーン以外に、もう一つスプーンを用意し、

赤ちゃんに持たせます。

赤ちゃんの自分で・・・という気持ちを満たすことも重要です。

 

スプーンで遊び出してしまうこともありますが、

様子を見つつ持たせてあげてくださいね。

 

手づかみしやすいスティック野菜や、小さく丸めたご飯などを用意し、

手づかみ食べの練習に繋げるのも大切です。

 

食事より遊びたい・周囲の環境・スプーンや食器に飽きている

・テレビを消す

・おもちゃは片付ける

・いつもと違う食器やスプーンを使用する

・食事時のBGMを決めてみる

テレビがついていると、つい、じーっと見てしまうことはありませんか?

テレビがついていると、赤ちゃんの気持ちが食事ではなく、

テレビに向いてしまいます。テレビを消し、食事に集中できる環境を作ってあげてください。

 

同じように、おもちゃが近くに出しっぱなしで視界に入っていると、

どうしても気になってしまいます。

遊びたい気持ちが出てくるのも自然な反応です。

我が家では、食事の前に、出ているおもちゃをお片づけしようねーと、

しまうようにしています。

もちろん、片付けるのは私ですが・・・笑

遊ぶ時間、食べる時間、と、メリハリをつけ、赤ちゃんが気持ちを切り替えられるように持っていくのも大切です。

 

味と同様に、食器やスプーンに飽きることもあるようです。

我が家では、全く食べなかった時に、私の食べているお皿からあげるフリをすると

口を大きく開けてくれることがありました。

違う食器が気になる、ママやパパが食べているものが気になる、

こんな時は、いつもと違うパターンであげてみるのも一つです。

 

食事の時のBGMを決めてみる。

これは、保育園で実施していたことです。

食事の時間の曲、と決めた一曲を毎日給食とおやつの時間に流していました。

子ども達も、この曲が流れると食べる時間なんだなーと、

いつの間にか食事の時間という雰囲気ができていました。

ゆったりとした曲を小さめのボリュームで流します。

あくまでもBGMとして、集中を途切れさせない程度にしてくださいね。

 

気持ちにムラがある

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・ただ気持ちが乗らないだけ

これが、以外にも大きい要因になっていることが多いかもしれません。

色々なことを試しながら、気持ちがのらないこともある!と、

理解しておくと、ママが思い詰めすぎずに済むと思います。

 

体調が悪い

赤ちゃんの様子がいつもと違う場合、考えられます。

熱や下痢はないか、機嫌は良いか、赤ちゃんを観察してあげてください。

 

体調が優れない場合は、無理に離乳食を食べる必要はありません。

母乳やミルクで補ってあげてくださいね。

離乳食を食べる場合も、一段階戻す、いつもより少し柔らかくするなど、

赤ちゃんの様子を見ながら、与えるようにします。

 

少しでも食べることができたら褒める!

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これは、全ての対応に共通して実施してほしいことです。

少しでも食べることができたら、とことん褒めてあげてください。

大袈裟なくらいで大丈夫です。笑

赤ちゃんは、褒めてもらえたという嬉しい気持ちを感じます。

嬉しい気持ちを積み重ねることで、食事へのイメージが良いものへとなっていきます。

 

気持ちのムラが大きな要因となっていると記載しました。

赤ちゃんが食べることが楽しいことだ!と思えるように、

気持ちを盛り上げることも大切なことです。

 

赤ちゃんが食べない原因と対策。まとめ

・原因はその時によって変わる

・原因は一つではない

・上記の対策を繰り返し試し、様子を見る

 

食べない原因が一つではない、とお伝えしてきました。

原因が一つではないということは、対策も一つではありません。

一度試して食べてくれた対策で、その次も食べてくれるとは限りません。

同じように、一度ダメだった対策が、ずっとダメだとは限りません。

 

一日に何度もある食事の時間。

ママが思い詰めすぎずに、様々な対策を日々の食事に取り入れ、

色々と試してみてほしいと思います。

 

上記に記載した原因別の対策を日々繰り返し、

何度も試してくださいね。

 

体重が増加しない、体重が減る、病的な原因がある・・・

ような時は、市役所などで相談、検診時に聞いてみるなど、

専門の方に相談するのも大切だと思います。

一人で悩みすぎずに、赤ちゃんと向き合ってもらえればと思います。

 

答えが一つではないこの問題・・・

焦らず、長い目で、向き合っていきたいですね。

 

以上、ママの気になる!日々。

 

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